山手線を走る下劣なラッピング車両

画像はネット上からいただいたものですが、いま東京の山手線でこんなラッピング車両が走っているようです。
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仁徳天皇陵などを世界遺産に登録しようという宣伝らしいのですが、仁徳天皇陵をかたどった被り物をかぶるなど、下品で不敬なことこの上ない。というか、“世界遺産”ってこんなもんなんですかね?

なにか高尚な理念のためにやってるのが世界遺産だというのは、どうやら勘違いだったようです。やっぱりただの客寄せ、金儲けなんですね世界遺産て。この広告見るとよくわかります。

仁徳天皇陵などの御陵を客寄せ、金儲けのネタに使う、“百舌鳥・古市古墳群”の世界遺産登録に断固反対です。
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いわゆる「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録に反対

仁徳天皇百舌鳥耳原中陵(大阪府堺市)・応神天皇惠我藻伏崗陵(同羽曳野市)・仲哀天皇惠我長野西陵(同藤井寺市)など、大阪府南部に点在する皇室陵墓を主体とする古代高塚式陵墓群を、“百舌鳥・古市古墳群”などと称し、ユネスコの世界文化遺産に登録するよう要求する動きが続いています。

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今年の夏頃には文化審議会において、日本政府からユネスコへの今年分の推薦候補1件が選定される見込みですが、地元自治体・財界らは、政治家をも動員したロビー活動を今年もまた展開している模様です。

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現在推進されている“百舌鳥・古市古墳群”世界遺産登録運動は、現に皇室の祖先祭祀が行われ、我々国民が崇敬の念をもって参拝している御陵墓を、「○○天皇陵古墳」などと呼び捨て、その皇室陵墓としての歴史と現状を全面的に無視し、単なる「古墳時代の遺跡」としての“価値”のみを主張してその固定化を図るものに他なりません。

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御陵を崇敬し参拝を続ける一国民として、いわゆる“百舌鳥・古市古墳群”の世界遺産登録に断固反対します。

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「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録に反対します

仁徳天皇百舌鳥耳原中陵や応神天皇惠我藻伏崗陵などの古代高塚式陵墓を主体とする、いわゆる「百舌鳥・古市古墳群」を、ユネスコの世界文化遺産に登録しようという運動が続いています。
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今年の7月下旬~8月頃には文化審議会において、今年の日本政府からユネスコへの推薦候補1件が選定される見込みですが、地元自治体・財界らの推進勢力は、政治家の威も借りつつそのひとつのイスを奪おうとロビー活動に全力をあげているようです。

(参考)百舌鳥古墳群を世界遺産に 超党派議員が推薦要請
http://www.sankei.com/west/news/160408/wst1604080057-n1.html

そもそもオリンピックや万博の招致でもあるまいに、地元自治体が自薦かつ猛烈な運動によって取りに行く、など、世界遺産の趣旨・精神に著しく反する恥ずべき姿勢でしょう。

現在推進されている「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産登録計画は、現に皇室の祖先祭祀が行われ、我々国民が崇敬の念をもって参拝している御陵墓を、「○○天皇陵古墳」などと呼びつけ、その歴史的および今日的意味を完全に無視し、単なる「古墳時代の遺跡」としての“価値”のみを強調してその“価値”を固定化するものに他なりません。

御陵を崇敬し参拝する一国民として、いわゆる「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録に断固反対します。

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印刷された制札

宮内庁が管理する皇室の御陵墓には、陵墓号や被葬者御名、そして「みだりに域内に立ち入らぬこと」「魚鳥等を取らぬこと」「竹木等を切らぬこと」という三禁が記された木製の制札が建てられている。

制札の文言は、従来毛筆による手書きで記されているものだが、数年前から、文字が印刷された制札を一部で見かけるようになった。

印刷された制札は、お手軽で便利であり、耐久性にも優れているのではあろうが、安っぽくて味気ない、いかにも代替品臭いモノである。

皇室御陵墓の「表看板」に代替品は相応しくない。

今後は制札の更新時に印刷物を採用するべきではないし、既に印刷物に変わってしまっているところも、次期更新時には必ず毛筆手書きに復するべきである。

現在印刷された制札が設置されているのは、宮内庁書陵部のうち、月輪陵墓監区に属する皇族陵墓・天皇火葬塚・陵墓参考地の一部であるようだ。

また、印刷された制札を設置するにあたっては、滋賀県の息長陵や磐坂市邊押磐皇子墓や安曇陵墓参考地、鳥取県の宇倍野陵墓参考地、島根県の岩坂陵墓参考地といった遠隔地や、園城寺近くの山中に所在する永悟親王墓、泉涌寺雲龍院の奥に所在する後光嚴天皇分骨所以下二分骨所一灰塚五墓といった、比較的参拝困難で人目に付きにくい場所が選ばれているのではないかという疑念を抱く。反発の声の起こりづらいところから始めて既成事実を積み重ねる…という心算なら姑息なことこのうえない。

宮内庁書陵部には、真摯にして賢明なる陵墓守護を実施されるよう切に願う。

有職故実
日本人なら知っておきたい「日本神話」

仁徳天皇陵を世界遺産に?

 報道によると、仁天皇百舌鳥耳原中陵などを含む百舌鳥「古墳」群と應天皇惠我藻伏崗陵などを含む古市「古墳」群を、ユネスコ世界文化遺産に推薦するための「暫定一覧表」に記載することが文化庁によって決定されたという。

 申すまでもなく陵墓は、皇室の御祖先の鎮まります霊地であり、現に皇室祭祀がおこなわれている聖域であって、単なる遺跡や遺産などではない。故に宮内庁治定の陵墓は文化庁による「史跡」などの文化財保護体系に組み込まれることが無いのが原則である(畝傍陵墓参考地・藤井寺陵墓参考地・仁天皇百舌鳥耳原中陵飛地へ号・應天皇惠我藻伏崗陵飛地ほ号については、陵墓としての兆域が「古墳」の一部にしか及んでいないという治定の不徹底のため、陵墓兆域部分も含めて史跡指定されるという失態を犯しているが)。

 ユネスコ世界文化遺産には、我が国の社寺やギリシャのアトス山のように伝統的な信仰を固く守っている聖地然としたところも登録されているから、世界遺産登録が直ちに聖地や祭祀の場であることの否定に繋がるものではないだろう。しかし、大阪府が文化庁に提出した世界遺産登録提案書を見たところ、両「古墳」群の世界遺産登録を目指す主体にあっては、陵墓を皇室の聖域として尊重する視点が全く存在しておらず、むしろ陵墓と皇室の関わりを出来る限り無視しようという意図が明白であると言わざるを得ない。

 そうした態度が最も顕著に見られるのが、陵墓の呼称である。「百舌鳥耳原中陵」や「惠我藻伏崗陵」といった正式な陵号を用いる例が皆無なのは勿論のこと、仁徳天皇陵のことは「仁徳陵古墳(大山古墳)」、応神天皇陵なら「応神陵古墳(誉田御廟山古墳)」といった「古墳」呼ばわりの表記が徹底されており、「天皇陵」という言葉すら一言も見られない。そこには、「これらの陵墓は宮内庁の言うような“天皇陵”ではなく、あくまでも“古墳”なのだ。それが世界に通用する普遍的価値なのだ」という強い示唆が読み取れるのである。

 このような態度には大いに見覚えがある。

 長年にわたり宮内庁の陵墓治定や陵墓管理を、「学問の進展を阻害している」と非難し続け、“天皇陵古墳”なる術語をひねり出して陵墓の「古墳」視を推進してきた考古学者や古代史学者、陵墓を、「“天皇制”国家を視覚化するために近代に捏造された装置」であると断じてきた一部の近代史学者、すなわち陵墓が皇室の聖域であることを根本から否定する主張をしてきた者たちの態度と同じではないか。

 陵墓を、いま推進されているような形で世界遺産に登録することは、皇室の聖域を蹂躙し、皇室祭祀を否定し、真摯な御陵参拝者を嘲弄することそのものである。いやむしろ、それが真の目的であって、「世界遺産」はその道具に過ぎないのではないのか。

 憶測で書いているのではない。

 上記「一部の近代史学者」のひとり、高木博志の著書に『近代天皇制と古都』(岩波書店・平成18年)がある。「京都や奈良は、“近代天皇制”の原郷=「古都」として創出された云々」という、流行りの「創られた伝統」モノの本であるが、その第七章は、ずばり「『仁徳天皇陵』を世界遺産に!」と題されている。その237ページにこうある。

 ギゼーのピラミッドが世界遺産で、どうして堺の「仁徳天皇陵」(大仙陵)は世界遺産ではないのか? 陵墓公開運動で培われた民主主義の理念を継承し、世界遺産保護の視座に立つ時、外圧には誠実な姿勢の日本政府に対して、「『仁徳天皇陵』を世界遺産に!」のスローガンも道具として有効ではないか。

 やはり世界遺産は、外圧を呼び込むための道具なのだそうである。

 百舌鳥・古市「古墳」群を、世界遺産候補としてユネスコに推薦する「暫定一覧表」に実際に記載するまでには、陵墓の扱いについて文化庁と宮内庁との間で協議が行われるそうである。その協議の場で宮内庁は何を主張するのか。

 陵墓が、いま推進されているような形で世界遺産に登録されることは、宮内庁の陵墓管理行政が否定されることであり、とりも直さず皇室の聖域としての陵墓の本義が否定されることである。

 宮内庁は、皇室の聖域を蹂躙し、皇室祭祀を否定し、真摯な御陵参拝者を嘲弄する者たちの主張に与するのか。その軍門に降るのか。

 せめて協議の場で、宮内庁治定の陵墓については「○○古墳」という呼称を一切用いず、「百舌鳥耳原中陵」や「惠我藻伏崗陵」といった正式な陵号で表記することを「暫定一覧表」記載の条件としてみてはどうか。それを受け入れるか否かで、文化庁側の陵墓に対する心底を推し量ることも出来るであろう。

 それすら出来ずにこのまま「暫定一覧表」記載を唯々諾々と追認するなら、現宮内庁幹部各位は、宮内省諸陵寮以来の陵墓管理行政の歴史的大転換、いや、歴史的大敗北を演じた人物として、永くその名を語り継がれることであろう。

旧皇族が語る天皇の日本史

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